自社の刊行物で恐縮ですが、本誌は、日本で唯一の「性労働と社会をつなぐ専門誌」です。
いわゆる「風俗情報誌」は、お客様がお店や女の子を選ぶために読むものですが、
本誌は、風俗の世界で起こっている様々な問題や、これからの業界の展望について関心のある方に向けた専門誌です。
・・・というと非常にお堅い、真面目な雑誌のように思えるかもしれませんが、
内容は(手前味噌ながら)きわめてエキサイティングです!
NPO法人風テラス理事長
1981年10月21日新潟市生まれ。東京大学文学部卒。
大学時代は上野千鶴子ゼミに所属し、新宿歌舞伎町・渋谷・池袋などで風俗店のフィールドワークを行う。
2008年4月 「障害者の性」問題を解決するための非営利組織・ホワイトハウスを設立。
2015年10月 風俗店で働く女性の無料相談事業「風テラス」を開始。
2022年4月 風テラス事業をNPO法人化。
著書多数。二児の父。最近の趣味は、子どもたちと昆虫採集に行くこと。
好きな甲虫はオオセンチコガネ。
印象に残ったのは「AV女優として売れるためには、親公認であることがもはや必須」という点。
長く職業として続けていくことを考えれば確かにそうだと思うのですが、「親公認」が必須条件になると、AV女優になるため&売れるためのハードルが思いっきり上がってしまう気が。
こうした風潮が進んでいけば、AVから、家族の公認が不要な風俗に人材が流れていくのかもしれませんね。
読み物としても面白いので、『うちの娘はAV女優です』、気になる方はぜひ手に取ってみてください。
PS:前回紹介した「風テラス」の活動、先週日経新聞と毎日新聞で取り上げられました。こちらもぜひご一読ください!
毎日新聞 風テラス:女性と共に…風俗店「待機部屋」で相談
日経新聞 風テラス 女性の悩み聞く 風俗店待機所に弁護士ら出向く 公的支援の利用促す
143件(141〜143件)
読み込み中
現在143件
読み込み中